検査について (超音波検査)

超音波検査とは?

人の耳に聞こえる音の周波数はおよそ20Hz~20KHzといわれています。それより高い周波数を超音波といいます。超音波検査では数MHz以上の周波数の音波を使います。
この超音波を人体にあて、返ってくる音波を解析して画像にするのが超音波検査です。 腹部臓器全般、心臓、乳腺、甲状腺、頚動脈などの検査が行われています。

超音波は固体にあてると強く音波が返ってきますし、液体にあたると奥まで進んで行って、あまり返ってきません。この性質を利用して、実質臓器や血管、脂肪などの軟部組織を描出します。 肺や消化管など空気を多く含む臓器はあまりよく描出されません。骨は反射が強く、描出は困難です。

X線を使用しないため放射線被ばくはなく、痛みもなく安全なため、産婦人科では胎児の診察にもよく用いられています。

腹部超音波検査

肝臓、胆嚢、膵臓、腎臓、脾臓、膀胱、子宮、卵巣、前立腺などが検査できます。腫瘍、ポリープ、炎症、結石の有無や鑑別などの診断に利用されます。


心臓超音波検査

心臓の大きさや心臓壁の厚さ、心臓壁の動き、弁の状態(狭窄や逆流がないかどうか)などがわかります。 カラードップラー法を使うと、心臓内や血管を流れる血流の方向と速度をカラーで表示でき、血液の逆流の様子や心筋の動きを観察できます。


頚動脈超音波検査

動脈硬化が進むと、動脈内にコレステロールやカルシウムがたまって血管が狭窄したり、硬くなったりする変化が起こります。これは全身の血管におこり、頚動脈は好発部位であり、体の表面に近く観察しやすい部位でもあるので利用されます。

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